4月25日(木)
東京芸術大学美術館で開催中の「大吉原展」を観てきた。
とんでもなく分厚く重い「図録」が示すとおり、作品は充実している。
喜多川歌麿「青楼十二時」を揃えたのは、good job。
欲を言えば、新吉原遊廓を描いた最高傑作(と私が思う)葛飾応為「吉原格子先之図」がなかったのは残念。
ただし、歴史…
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1月22日(月)
先週金曜日の「「赤線」と売春防止法」の講義で、「赤線」の女給さんの復元画像を見せたのだけど、ちょっと驚いた顔をしていたお客さんがいた。
やはり、一般的なイメージはもっと地味なのだろうか。
しかし、「原色の街」(吉行淳之介の小説)と言われた色彩に富んだ街で、お客を引く女性が地味だったら、仕事にならないだ…
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1月16日(火)
買春の確実な、たぶん最も古い事例。
源師時(1077~1136)『長秋記』元永2年〔1119〕9月3日条
「相公(源師頼)は熊野を迎え、与州(藤原長実)は金寿を抱き、羽林(源顕雅)は小最を抱く」
摂津広田社に参詣した帰路、江口(現:大阪市東淀川区)の遊女と遊んだ記録。
「熊野」「金寿」「小最」は相…
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1月16日(火)
日本における「色里」の成立。
平安時代中期(10世紀)になると、京と難波を結ぶ淀川水運の河港に「遊女(あそびめ)」が集まる。
江口・神崎(摂津国=大阪府)。
住吉詣の貴族たちも利用。
平安時代後期~鎌倉時代(11~13世紀)になると、瀬戸内海航路の港(津)にも遊女が集まる。
室津(播磨国=兵…
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1月13日(土)
昨夜(12日)の講義では、はじめに「買売春史の困難」という話をした。
まず、何をもって「買売春」とするか?という定義から。
「買売春」を
「性的サービス」と「財物」との交換行為
と定義した。
しかし、次に「性的サービス」トは何か?、「財物」とは何かということになる。
「性的サービス」の範囲は広…
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12月8日(金)
紅子さんの写真集『紅子の色街探訪記』が届いた。
出来映え、期待以上に、すばらしい!
芸術性と記録性のバランスがとても良い。
惜しむらくは、もう10年、いやせめて5年早く撮影を始めていたら・・・。
でも、それは紅子ではなく、私たち世代の責任だ。
クラファンで、目標額の3倍の450万円を集め…
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6月13日(火)
うわ~~ぁ!
古書店「股旅堂」に注文を出した9点、全部「当選(落札)」だ。
うれしいけど、お金(お支払い)どうしよう。
昭和戦前期の新宿遊廓の娼妓の「実録」本(この種の「実録」本はほとんどが新吉原遊廓の娼妓の設定なので、新宿はとても珍しい)も当選(落札)。
これが高いのだ。
でも、これ…
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6月2日(金)
さっき到着した古書店「股旅堂」さんの目録に、仙台・小田原遊廓のある妓楼の「遊客名簿」3冊を含む一括書類(大正末期~昭和初期)が出ていた。
「8万円か・・・、私が買い取って、まじめな院生さんプレゼントして、ちゃんと分析すれば、博士論文になるかも」
と思って、よく見たら、80万円だった(←老眼にゃ)。
ご…
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5月14日(日)
遊廓の移転と近代都市の発展&都市政策は強く関係する。
都市が発展して、それまでの遊廓が都市の中心部になってくると、「風紀」が問題化され、郊外への移転計画が出てくる。
それを後押しするのが、明治期に多かった「大火」だ。
「大火」自体も、都市の膨張と大きく関わるのだが、遊廓移転もきっかけになる。
…
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