2025年02月03日
2月3日(月)
近代公娼制とは、簡潔に言うと、行政が売春を行う女性に「娼妓鑑札」(ライセンス)を与え、その売春行為を「貸座敷」という場所に限定し、さらに「貸座敷」の場所を指定する(貸座敷指定地)ことによって、コントロールする制度。
娼妓鑑札を持たない女性、貸座敷以外の場所での売春行為は、すべて違法。
ここで重要なことは…
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2025年02月03日
2月2日(日)
「全国遊廓一覧」(1929年)の道府県別の集計作業。
以前、やり始めたが、コロナ禍で、講義録の執筆が忙しくなり中断。
その後、放置していたが、思うところあって再開。
2日間、電卓片手に、見えない目で頑張って、ようやく終了。
単純な足し算だけど、超面倒な作業なので、まともな研究者はこんな作業はしない。…
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2025年01月29日
1月29日(水)
日本の伝統的な「遊び」は次の3つの要素から成り立っている。
① 宴席における共同飲食。
② 芸能。
③ 性交渉。
このうち①と③は近代になってもあまり変わらない。
昭和初期の遊廓の近代化(モダン化)によって変化するとしたら②。
具体的に言えば、芸者を呼んで、その歌舞を客と娼妓がそれを観て楽しむよう…
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2025年01月10日
1月9日(木)
現在、「花魁道中」ということになっている様式、つまり、錫杖を持った男衆が先導、妓楼の屋号の提灯、花魁の名の提灯、禿(かむろ)、外八文字を踏む花魁、振袖新造、番頭新造、遣り手、と続く行列、実は江戸~明治時代の史料では確認できない。
江戸時代の花魁は、禿や振袖新造を連れているが、もっと大仰でなく歩いている。
…
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2025年01月09日
1月9日(木)
新吉原の「お鉄漿どぶ」の埋め立てについての新聞記事。
『東京朝日新聞』1901(明治34)年8月1日。
ことぶきさん@kotobuki_76_nagの調査による発見。
この点については、拙著『新宿「性なる街」の歴史地理」(2018年)「コラム1 「廓」という空間」(41頁)に、
「「お鉄漿どぶ」は、…
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2024年10月31日
10月30日(水)
『ジェンダー史学』20号に掲載された茶園敏美さんによる平井和子『占領下の女性たち 日本と満洲の性暴力・性売買・「親密な交際」』(岩波書店、2023年7月)の書評を読む。
原著はかなり重厚な本で、視力が衰えている私は十分に読み切れてないのでありがたい。
整理されている論点のうち、私が共感するjのは「オ…
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2024年04月28日
4月27日(土)
「大吉原展」を観ても、花魁(高級遊女)がどのくらい高級なのかということは、まったくわからない。
「お値段」のことを、あれこれ言うのは、研究者として下品なことだ思っているのか? あるいは「人
身売買だ!」と批判されることを怖れているのか?
私は、頭が悪いので、金額がわからないと、「高級」感がわからない…
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2024年04月27日
4月26日(金)
昨日のレクチャーで紹介した、大正3年(1914)4月の新吉原・花魁道中イベントは、同年の大正天皇即位大礼記念博覧会(会場:上野公園)に便乗して行われた。
そのことをよく示す資料。
花魁道中を出した3つの大楼の1つ「角海老楼」の紫花魁の絵葉書の裏に「大禮紀念」のスタンプが捺してある。
記念…
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2024年04月26日
4月25日(木)
歌川広重「江戸名所 雪(吉原の三景の中)」(1848~49年)。
「大吉原展」でみて、「やっぱり広重はうまいな」と思った作品。
雪の日、新吉原のメインストリート・仲之町を歩く2人の芸者。
右手遠くに大門が見える。
仲之町を描く場合、ほとんどが大門を入って奧を観る視線だが、この作品は、視線を逆に…
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