"お仕事(古代史)"の記事一覧

藤原道長の写経、金峯山寺で発見

12月12日(火) おおっ、すごいものが見つかった。 藤原道長直筆の「阿弥陀(あみだ)経」の写経=文化庁提供 寛弘4年(1007)、吉野・金峯山の山上に、藤原道長が埋納した自筆の紫紙金泥経典15巻のうち9巻(法華経7巻、観普賢経、阿弥陀経が各1巻)が「発見」された。 下半分が欠損しているが、巻物の原形をとどめ、奥…

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再査読

11月14日(土) 9月に、某国立研究機関の投稿論文を査読して、かなり悩んだ末に「訂正・修正の上、再査読」というB評価をした。 再査読の依頼が来てわかったのだが、他の査読者はC評価(掲載不可)と、限りなくCに近いB評価(再査読無用)だった。 やっぱり、そうだろうなぁ、という感じ。 で、結局、いちばん甘い評価をした私の…

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縄文人の核DNA初解読 東アジア人と大きく特徴異なる

8月31日(水) 縄文人のゲノム解析に成功、これは遺伝子人類学の画期的な大成果。 ただし、縄文人の遺伝子が、大陸の東アジア人(中国南部先住民、中国・北京の中国人、ベトナム人など)とはかなり遠く、現代人ではアイヌ人に比較的近く、次いで沖縄人、さらに離れて東日本人という結論は、従来の推定通り。 最大の問題は、縄文人がどこか…

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3月16日(水)「産経学園・自由丘」の講座「『続日本紀』と古代史」終了

3月16日(水) 「産経学園・自由丘」の講座「『続日本紀』と古代史」、今日で終了。 28年6カ月、684回。 全40巻の前半(巻1~20)文武天皇元年(697)~天平宝字2年(758)7月紀まで、文武・元明・元正・聖武・孝謙の5代の記録を精読した。 当初30人近くいた受講生のほとんどが彼岸に旅立たれ、最後までお付き合…

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3月2日(水)残すところあと1回

3月2日(水)  晴れ  東京  12.4度  湿度32%(15時) 8時15分、起床。 朝食は新丸子駅前「ブーランジュリー・メチエ」のカカオ・ド・クレームとコーヒー。 シャワーを浴びて、髪を洗い、よくブローして、あんこを入れて頭頂部で結び、シュシュを巻く。 化粧と身支度。 紺地に白い雲のような模様のロング・チュニック…

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