"読書"の記事一覧

夜の道端で読書

10月19日(水) 友人たちと横浜で会食する店の場所がまったく馴染みがないエリアで、たどり着けるか不安で、家を早く出すぎてしまった。 ここはどこ? 知らない世界? 掲示を確認しながら慎重に歩いたこともあり、幸い迷うことなく到着。 おっ、ここだ! しかし、予約時間まで、まだ40分もある。 仕方な…

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『近代出版研究・創刊号』

4月12日(火) 明治大学(駿河台)の講義の後、神保町の東京堂書店で『近代出版研究・創刊号』を購入。 Twitterでフォローしている松崎貴之さんの「新聞濫読のすすめ」を読みたくて買ったのだけど、全体としてとてもマニアックで、面白い内容だった。

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各務千代『悲しい抵抗ー闇の女の手記ー』

2月7日(日) 今日は、一日中、仕事をしないことに決めて、久しぶりに読みたい本を読み始めた。 各務千代『悲しい抵抗ー闇の女の手記ー』(江戸橋書房、1947年12月)。 この1ヵ月、通院している歯科医院の近くの古書店『流浪堂』(目黒区鷹番)で手に入れた。 この時期の書籍としては、かなり状態良好。 敗戦後2年4か月…

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藤野裕子『民衆暴力―一揆・暴動・虐殺の日本近代―』(中公新書)

8月24日(月) 藤野裕子さんから新著『民衆暴力―一揆・暴動・虐殺の日本近代―』(中公新書)をいただく。 ありがとうございました。 さっそく、私の故郷で起こった「第二章 秩父事件」を読む。 「世直し一揆」的な前近代的な要素と、近代的な自由民権運動の重層という性格は、まさに秩父の特異な風土(山村部なのに商品経済化が早か…

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