『中日新聞』2014年2月20日「男性もドレスで 福井の貸衣装店が撮影サービス」
2月20日(木)
1月20日に『中日新聞』の記者から電話取材を受けた件が1カ月も経って記事になった。
私のコメント、短いけども載っている。
その後、とても忙しかったこともあって、正直言って、コメントしたの忘れていた。
私としては、この福井市の貸衣装店のように「女装者OK」と看板を掲げる店が増えていくことは良いことだと思う。
同時に、かなり以前から、看板こそ掲げないものの、暗黙的に「女装者OK」の美容院、貸衣装店、結婚式場があったことも、日本社会の女装者への許容度を示すうえで重要だと思ってコメントしたのだが、それは伝わらなかったようだ。
まあ、電話取材だし、仕方がないかな。
(参照)「男性がドレスや振袖姿で写真を撮れる場所」
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-01-20-2
---------------------------------------------------
【福井】 男性もドレスで 福井の貸衣装店が撮影サービス
『中日新聞』2014年2月20日
女性スタッフのアドバイスを受けながら、純白のドレス姿で記念撮影に臨む男性=福井市で
福井市の結婚式関連の貸衣装店が男性向けにドレス姿で記念撮影するサービスを始め、性同一性障害の男性らの注目を集めている。貸衣装店の男性向けサービスは全国的にも珍しく、店も想定していなかった遠方からの来客が相次ぐ。男性の「かわいくなりたい」願望の受け皿になっている。
貸衣装店「マリーマリエ」。衣装室には、男性でも着やすいように仕立て直した純白、青、赤色など三十着のドレスが並ぶ。入店するとまず、近くの理髪店へ案内し、入念にひげをそる。化粧は厚めに塗り、一時間ほどかけて丸みを帯びた女性っぽい顔に仕上げる。カメラマンも含めスタッフはみな女性だ。
撮影サービスを始めたのは二〇一二年九月。当初は式を挙げられなかった人や、ドレスを着てみたい女性を想定していた。ホームページに案内を載せたところ昨夏、栃木県の男性から「男でもできますか」とメールが来た。以来、新潟、広島県など県外の男性から二十件以上の問い合わせがあった。同店の井関ひとみ取締役(42)は驚いたが、「自分らしくあれる手伝いができれば」と快諾。これまで百人ほどの利用者のうち十人ほどを男性が占めた。
昨年十月に撮影した大阪府の四十代男性は、性同一性障害であることを家族に隠してきた。「きれいに撮れたから親に見せて、打ち明ける」と喜んだという。この男性は以前、女装愛好者向けのスタジオを訪れたが、設備などの面で満足できなかった。別の貸衣装店では不審な目で見られ、断られたという。
全国の結婚式場や貸衣装店など五百社が加盟する公益社団法人日本ブライダル文化振興協会(東京都港区)の事務局は「男性向けサービスは聞いたことがない」と言う。
「女装と日本人」の著書のある都留文科大非常勤講師(性社会・文化史)三橋順子さんは「男性が女装して撮影できるスタジオは全国で十店舗ほど。一般の貸衣装店では例がなく、多様な生き方への理解が進んできた表れだ。新規事業として、成功するアイデアではないか」と分析する。
問い合わせはマリーマリエ=電0776(33)2272=へ。
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20140220/CK2014022002000005
【追記】
掲載紙が送られてきた。
誌面掲載は『中日新聞』2014年2月19日夕刊と『日刊県民福井』2014年2月20日号でした。
-thumbnail2.jpg)
『中日新聞』2014年2月19日夕刊
-d6966-thumbnail2.jpg)
-f8c24-thumbnail2.jpg)
『日刊県民福井』2014年2月20日号
1月20日に『中日新聞』の記者から電話取材を受けた件が1カ月も経って記事になった。
私のコメント、短いけども載っている。
その後、とても忙しかったこともあって、正直言って、コメントしたの忘れていた。
私としては、この福井市の貸衣装店のように「女装者OK」と看板を掲げる店が増えていくことは良いことだと思う。
同時に、かなり以前から、看板こそ掲げないものの、暗黙的に「女装者OK」の美容院、貸衣装店、結婚式場があったことも、日本社会の女装者への許容度を示すうえで重要だと思ってコメントしたのだが、それは伝わらなかったようだ。
まあ、電話取材だし、仕方がないかな。
(参照)「男性がドレスや振袖姿で写真を撮れる場所」
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-01-20-2
---------------------------------------------------
【福井】 男性もドレスで 福井の貸衣装店が撮影サービス
『中日新聞』2014年2月20日
女性スタッフのアドバイスを受けながら、純白のドレス姿で記念撮影に臨む男性=福井市で
福井市の結婚式関連の貸衣装店が男性向けにドレス姿で記念撮影するサービスを始め、性同一性障害の男性らの注目を集めている。貸衣装店の男性向けサービスは全国的にも珍しく、店も想定していなかった遠方からの来客が相次ぐ。男性の「かわいくなりたい」願望の受け皿になっている。
貸衣装店「マリーマリエ」。衣装室には、男性でも着やすいように仕立て直した純白、青、赤色など三十着のドレスが並ぶ。入店するとまず、近くの理髪店へ案内し、入念にひげをそる。化粧は厚めに塗り、一時間ほどかけて丸みを帯びた女性っぽい顔に仕上げる。カメラマンも含めスタッフはみな女性だ。
撮影サービスを始めたのは二〇一二年九月。当初は式を挙げられなかった人や、ドレスを着てみたい女性を想定していた。ホームページに案内を載せたところ昨夏、栃木県の男性から「男でもできますか」とメールが来た。以来、新潟、広島県など県外の男性から二十件以上の問い合わせがあった。同店の井関ひとみ取締役(42)は驚いたが、「自分らしくあれる手伝いができれば」と快諾。これまで百人ほどの利用者のうち十人ほどを男性が占めた。
昨年十月に撮影した大阪府の四十代男性は、性同一性障害であることを家族に隠してきた。「きれいに撮れたから親に見せて、打ち明ける」と喜んだという。この男性は以前、女装愛好者向けのスタジオを訪れたが、設備などの面で満足できなかった。別の貸衣装店では不審な目で見られ、断られたという。
全国の結婚式場や貸衣装店など五百社が加盟する公益社団法人日本ブライダル文化振興協会(東京都港区)の事務局は「男性向けサービスは聞いたことがない」と言う。
「女装と日本人」の著書のある都留文科大非常勤講師(性社会・文化史)三橋順子さんは「男性が女装して撮影できるスタジオは全国で十店舗ほど。一般の貸衣装店では例がなく、多様な生き方への理解が進んできた表れだ。新規事業として、成功するアイデアではないか」と分析する。
問い合わせはマリーマリエ=電0776(33)2272=へ。
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20140220/CK2014022002000005
【追記】
掲載紙が送られてきた。
誌面掲載は『中日新聞』2014年2月19日夕刊と『日刊県民福井』2014年2月20日号でした。
『中日新聞』2014年2月19日夕刊
『日刊県民福井』2014年2月20日号
この記事へのコメント
わたしも、また結婚したくなりました(笑)
この頃は、女装サロンで花嫁衣装着せてくれたりするんで、
女装者は、一生のうちに何回も花嫁衣装を切られたりするわけで、
生涯独身の女性も増える中、なんか皮肉な現象かもしれません。
コメントありがとうございます。
とても素敵な試みだと思いました。
できるだけ長く続けていただきたいです。
いつか機会があったら、伺いたいと思っています。
そうなんですね。
一度もウエディングドレスを着る機会がない女性が増える一方で、女装者はけっこう花嫁衣装を着て、写真を撮ってますものね。
私も4パターン、ウエディング写真があります(笑)
タキシードの方がいいや、と思ってたんですよね、自覚はなかったけど。
中身男なのに、ウエディングドレスに憧れるはずないよなあ、としみじみ実感・・・・。
身内だけの結婚式はしましたが、普通のパーティー用ドレスで済ませました。
父がいまだに残念がっているので、病床で口説かれたら打掛か何かで写真撮ってごまかそうと思っています・・・・。
さすがに着れないです、ウエディングドレスは・・・・。
人にはいろいろな事情があるので、訳アリで着たいものを着られなかったひとが、後になって、着たいものを着られるような施設(サービス)が増えるのは、いいことだと思います。