「講武所」の桃太郎

3月2日(日) 「講武所」芸者の「桃太郎」って、現在の感覚からしたら、まったく「女らしく」ない。 武芸を習っているのか?と思ってしまう。 ↑ 講武所の桃太郎(凌雲閣「東京百美人」) 「講武所」は文字通り江戸幕府の武芸教習所で、現在の千代田区外神田一丁目にあった。 それを花街の通称にするのが明治時代の感性。 …

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明治時代の美人コンテスト、浅草・凌雲閣「東京百美人」(1891年)

3月2日(日) 明治時代の美人コンテスト、浅草・凌雲閣「東京百美人」(1891年)の結果を改めてみると、新橋の圧勝。 1~4位を新橋芸者が占め、柳橋芸者はかろうじて5位に食い込んだのみ。 ↑ 1位になった新橋・玉菊 そもそもエントリーした芸者は、新橋が圧倒的に多い。 花街別にカウントすると、以下のようになる。 …

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子宮移植についての私見

3月1日(土) 2018年のGID(性同一性障害)学会で、FtMの摘出子宮を使った子宮移植について、京都大学医学部の菅沼信彦教授(当時)の講演を聴いて以来、医療倫理的な立場から子宮移植にはずっと反対してきたが、いよいよ人体実験の段階になってきたのか・・・。 今回の慶應義塾大学の研究計画は、子宮の提供者を親族に、移植を受ける人…

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